昨日 の続き。

清水寺を去って、まず三十三間堂へ。

三十三間堂


今は東京に住んでる岡山の伯父が、
東京で会った時に、
三十三間堂は行ったほうがいいよ、って言ってたんですね。

コンピュータ関係で働いてるのに、
ネパールに行った事があったり(笑)
結構仏教関係に詳しかったりします。
(色々と、読書量が多い人ですが)


で、東京で伯父と会って三十三間堂のオススメされたあと、
岡山で自分が泊まったのはその伯父の部屋。
テレビの上に、三十三間堂の冊子が置いてあるし(笑)

わざとなのか、偶然なのか分かんなかったけど、
参考のために勝手に持ち出しました(笑)
(一応、東京でまた会った時返しましたよ)

ただでも圧倒的な迫力のある約千体の千手観音も、
予備知識がちょっとあったおかげで、
細かい注目ポイントもいくらか分かった気が。

人はやや多めにしても、面白かったですよ。
まず、他じゃ見られないですしね。


次は、京都国立博物館。

国立博物館


ここは、平常展示って言っても、
ちょっとずつ入れ替えてるみたいだし、
所持品の総数ってすごいんでしょうね。

和同開珎より古い日本の硬貨とか、
ちゃんと見てきましたよ。

刀剣を見て、
あぁ、備前長船の刀剣を見て来ればよかった、と思ったり。
先週 書き忘れてた)


でも、個人的に一番面白かったのは、別の物。

絵巻の展示があって、
まぁ、自分には読めない字体で物語が書いてある巻物に、
挿絵が書いてあるんですね。

その絵の1つに注目。

2人の男が峠を越えてくのを描いてるんですけど、
右から左へ巻物を見ていくと、
その人たちが山を越える途中の絵が
4つくらい同じ山の絵に描いてあるんです。

山の絵は1つだけど、人間の絵はいくつもある。

...それがどうした?って言うでしょう?


これ、4次元を2次元に収めてるんですよね。

3次元空間にある山と人間が、
時間の流れでどう変化していくか、ってのを、
2次元の紙の上に描いちゃってるわけ。


ここからは憶測も入っちゃうんだけど、
こういう表現法、東洋では普通にあるけど、
西洋ではあんまり無いような気がするんです。

子供の絵本なんかでは結構あるかもしれないけど、
西洋で、大人向けに描かれた絵には、
こういう方法は使われないんじゃないかなぁ、と。

そういう違いがあったとしたら、
なんでだろう?とかちょっと考えちゃったんですわ。


ま、物理頭で考えるとこんな事に時々なります。
「それがどうした?」ってまだ思ってたらスイマセン(笑)

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