いや~、マリナーズ、13回まで延長になって、遅れました。


シアトル旅行記第2弾は、2日目(9月4日)の話。
(リンク→第1弾第3弾第4弾

一応ガイドとかには載ってると思うんですけど、
ちょっと穴場気味の場所に行きました。

自分が1回行ってすごく気に入った場所で、
彼女も好きな感じだと思ったんです。


シアトルのダウンタウンのちょっと北には運河があって
街の東にあるワシントン湖と、西の太平洋を繋いでます。

湖と海の水位が結構違うんで、
船を通すために、閘(こう)門ってやつがあります。

2つの水門を使って水位を調整する仕組みで、
宇宙船のエアロックの、水版と思ってもらっていいです。
(Wikipediaの運河の記事→リンク

これを見てきたんです。
彼女のデジカメが壊れてて、写真が無いのが残念。
口で説明するよりずっと分かりやすいはず(笑)


シアトルに住んでる人には、
運河や湖にボートを持っていて、
休みの日にボート遊びをする人が結構います。
(ちょっとお金を持ってないと出来ませんけど)

4日はLabor Dayの祝日だったんで、
午後、この門に来た時には、
湖の方に帰っていく船が見られたんです。


海側から、どんどん船が2つの門の間に入っていって、
その中間地帯に船がもう入れなくなったら、
海側の門を閉じて、中間地帯の水位を上げていきます。

水位が湖側と同じになると、
湖側の門が開いて、船が上流に出られる、ってわけ。


彼女と一番長い間見てたのは、
中間地帯に船が入ってきてるところ。

本当に何十も船が並んでて、
どれも楽しそうな家族が乗ってます。
犬が乗ってるのもあったり(笑)

うちらみたいに、岸で見てるほうも、
家族連れ、犬連れが結構いました。

彼女の言葉を勝手に借りちゃうと、
「幸せの縮図」が一杯あったんです。


ここ、人間観察だけじゃなくて、自然も楽しめる場所です。

カモメとかの海鳥が一杯飛んでますし、
水面からは時々魚が跳ねあがったり。

そして、水門を越えられない鮭のための魚道が、
ガラス張りになって横から見えるようになってます。

今の季節は、キングサーモン(マスノスケ)が遡上してました。
キングって言うだけあって、でかいですね。
動いてるのを、これだけ近くで見る機会はあんまないと思います。


思った通り、彼女もこの場所は気に入ってくれました。

この水門、正式名はHiram M. Chittenden Locks ですけど、
通称、Ballard Locksでこの辺の人には通じます。
入場料もタダなんで色んな意味でオススメ。


Ballardって言うのは、
これがある、ダウンタウンから北西の地区の名前。

この辺には他にも、
入らなかったんだけどしゃれたショップがあったり、
中国茶の専門店があったりして面白いです。
(これは行った)

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