FCバルセロナのバスケチームが、
フィラデルフィア76ersに勝ちました!
(サッカーやったわけじゃないよ)
ハイライト を見ると、
イタリア代表のジャンルカ・バジーレと、
スペイン代表のナバーロなんかが出てたみたいですね。
3年前の欧州チャンピオンで、
スペインでも名門チームですから、
76ersが負けて恥ずかしいわけじゃあないですけど、
珍しいには違いないです。
一応専攻なんで、ちょっと(?)書いてみます。
(なんかドアホなミスしてました、ちょっと訂正)
今年の物理学賞を受賞したのは、
NASAのジョン・マザー博士と、
カリフォルニア大バークリーのジョージ・スムート教授。
受賞理由は、
「宇宙マイクロ波背景放射の黒体放射との一致と非等方性の発見」
物理学者以外が見たら、なんだか訳分からんだけですね(笑)
宇宙からは、色んな光(電磁波)が飛んできてます。
日常生活で分かるのは、
目に見える星の光だとか、太陽から来る紫外線。
人間が見ることの出来る電磁波ってのは、
かなり限られてるわけで、
紫外線のように、見えないものがあらゆる方向から来てます。
そんな中、どの方向にも観測できる電磁波があるんです。
それが、「宇宙背景放射」。
星とかが「前景」で、そのさらに向こうから来てる、って事。
どこから来とんねん?って話になるわけですが、
この世にあるあらゆるものは、
放射熱を発してます。
太陽が一番分かりやすい例で、
ストーブでも、暖っためられた空気じゃなくて、
赤外線を感じるなぁ、って言うのが分かるかも?
そして、氷なんかでも、熱を放射してます。
ただ、体の放射する熱の方が強いから、
氷に近づいても熱を失うだけで、
暖かくなる感じは当然しません(笑)
とにかく、「宇宙背景放射」を分析してみると、
絶対温度2.75度の物体が発する放射熱と、
そうやら周波数の分布が一緒らしい、
ってことが分かったんです。
(受賞理由の1つの、「黒体放射との一致」)
絶対温度2.75度、
つまり、絶対零度から2.75℃だけ上の温度です。
普通に摂氏で書くと、マイナス270.4℃(!)。
この温度で、
全ての方向から熱放射がされてるって言うのは、
ビッグバンの証拠の1つとされてます。
(他の説明がしにくい現象、って事)
え?ビッグバンは熱かったんじゃないの?
って突っ込まれそう。
そう、ビッグバンが熱いのは確かなんですが、
それは、宇宙全体のエネルギーが、
小さな空間に閉じ込められていたから。
宇宙がかなり広がって、
全体の温度が3000℃くらいまで下がってから出てきたのが、
この宇宙背景放射なんです。
しかも、その3000℃位の温度から出てきた放射線は、
宇宙がさらに広がるにつれて、
どんどん冷やされ、絶対温度2.75度まで落ちた、と言う事。
もう1つの受賞理由は、
宇宙背景放射の「非等方性」の発見。
簡単に言うと、方向によって、
ほんのちょっとだけ温度が違う、って事。